脉診を語る (本部発刊の本です)

福島弘道、小里勝之、柳下登志夫、高橋昇造、中田光亮、谷内秀鳳(敬称略)らによる臨床座談会のテープ起こしをしたもの。
脉診基礎概論、脉状診、比較脉診、脉状と手法、相克調整の基本理論と臨床考察、などをテーマに語る。

蓬松 12号

関西支部の会報誌メリディアンは、かつて蓬松と呼ばれていました。この号は、東洋はり創始者の福島弘道先生の追悼集です。
支部員の先生でも福島先生を、ご覧になったことがない方が今となっては多いのではないでしょうか?教科書である、わかりやすい経絡治療では分からない福島先生の人物像を偲ぶことができる一冊。

東洋はり医学会50年の歩み (本部発刊の本です)

創立50周年記念誌。特別座談会「過去を語る」「未来語る」を収録。
50年で世が変わり、人が変わったが「経絡治療による鍼専門家を育てる」という基本理念に変わりはない。先人が残した足跡を踏まえ、会員挙ってこの道を進もう。経絡治療を世界に広め、人類に輝く未来を齎そう。

難経の臨床考察 (本部発刊の本です)

故 福島弘道先生の半世紀に及ぶ治療体験を基に、難経の難点を補充し、東洋はり医学会の精華をも踏まえて講義され、書き下ろされた。そのため、有用無用の判別が明白で、実用に際し危ぶむことない。本書の真価は、「患者の身体を通して体験」した時に初めて納得できるのである。

九鍼十二原篇の臨床考察 (本部発刊の本です)

この小冊子は鍼経「霊枢」の第一巻である「九鍼十二原篇」の和訓と他の冊子より、その解説文を抽出し、一冊に編集しなおした。

よくわかる奇経治療 宮脇和登著

故 福島先生より経絡治療の補助療法として、臨床応用できる奇経治療を学んだ。
素問・霊枢・難経を根幹とする経絡治療が、日本の鍼灸術から消え去るのではないかという危機感の中で、少しでも経絡経穴の重要性を理解していただくため、また初学者のためにこの書を著した。
本書は、読むだけでは何の役に立たない。実地に臨床応用していただくことをお願いする次第である。

臨床こぼれ話3 宮脇和登著

1996年に臨床こぼれ話が出版されて、はや15年が経った。臨床もずいぶん変わってきた。しかし、臨床が進むにつれ、難症の患者さんが来るようになった。それを治療するには証の基本となる四大病症の病理を把握しなければならない。本書では、複雑な古典理論は割愛しているが、それは経絡治療の普及啓蒙のため、初学者でも楽しんで熟読できるようにとの思いからである。議論に非ず実行!皆様の明日からの臨床に期待する。

臨床こぼれ話2 宮脇和登著

故 福島弘道先生(東洋はり医学会創始者)が鍼灸師の独自性を守れるのは脉診による虚実補寫にほかならない、と喝破されていた。
この書は、生の臨床体験談である。後輩の方、学生の方、東洋医学に興味ある方には是非読んでいただき、役立てていただきたい。

臨床こぼれ話 宮脇和登著

豊富な臨床経験を解りやすく整理し、古典的考察や西洋医学的見解も交えて病症の鑑別、予後の判定、養生法などが述べられ尚、経絡治療に於ける本治法の重要性、奇経治療について、更に標治法の工夫は臨床家ならでは。
1痛みの治療、2成人病治療、3呼吸器疾患の治療、4消化器疾患の治療、5女性の病気、6その他の疾患、7臨床余話

経絡治療実践 (本部発刊の本です)

副会長 高井昇造著。中途失明の中で、一条の光を見出し「議論に非ず、実行」「善意より実力」「経絡治療の普及啓蒙」を目標に38年にわたって行ってきた足跡を記す。
願わくば、一鍼灸師の辿った足跡を公開するなかで、今後この道志す後進に、いささかなりとも示唆を与えられれば幸いとする。

経絡治療学原論 上下巻  (本部発刊の本です)

故 福島弘道著。己が経絡治療家半世紀の集大成として執筆した。上巻では基礎学と診察診断学を詳述し、下巻では治療編とし、片方刺し、相克調整、補助療法を用いた治験例の集録としている。
経絡治療は日本人一億二千万人のみが独占する治療術ではない。全世界五十億が共有すべき、偉大な先祖の貴重な文化遺産である。

経絡治療学言論下巻 臨床考察 治療編 (本部発刊の本です)

故 柳下登志夫著。本書は、故 福島弘道著「経絡治療学原論」を、治療家の立場より考察を加えたもので、7年間の臨床講義を纏めたものである。臨床的手技手法は、社会環境の変化によって変わる病因・病状に応じて改革しなければ、現在の患者さんの病苦を取り去ることはできない。皆様の臨床上の参考にしていただきたい。

南北経験医方大成による病証論 井上恵理講義録 (本部発刊の本です)

創立50周年記念として出版された。
井上恵理の昭和39年〜41年までの講義テープを起こし、本会機関誌に平成2年〜11年まで掲載されたものを編集した。
井上恵理は古典鍼灸の第一人者であり、講義に長じ、毎日の臨床においては古典鍼灸一筋、経絡治療一筋で数時間で数十人の患者さんを治療し、その技はどこに鍼をしたか分からない程に早かったという。
学術部の調べによると、通常1人8分。難しい血の道症で15分。室温は脉に影響を与えるという理由で冬でも20℃。 病証論は日々の臨床に不可欠な学問であり、古典鍼灸を研究し、要不要を臨床を通じて判別した今日の経絡治療確立の礎となった書である。

鍼専門家への道 (本部発刊の本です)

創立50周年記念として出版された。本会機関誌である経絡鍼療に掲載されたものを抜粋したものである。
開業間もない人から開業40年に垂んとする33名が、開業鍼灸師のために著す羅針盤とも言うべき書である。
また、付録として「井上恵理先生を囲んでの座談会」をテープ起こしした。これは、本会が所有するテープの中で最も古い、昭和36年物で「盲人鍼医に成る為の方策」として、当時指導部で話し合われた内容の一部である。

メリディアン27号より p18 『臨床に役立つ学と術』 第1回学術座談会

支部員のみなさんの明日の臨床に役立つようにとの目的で学術座談会を行う。今回は、アウトラインとして「脉状について」「証について」「選穴について」「適応側について」。次回から、各論について詳しく行う。

メリディアン29号より p10 『腹診について』 第三回学術座談会

前半は経絡腹診について。後半は奇経腹診についてと、豪華2本立て。
経絡腹診の特徴は誤治防止、治療成績向上につながる。「腹診における注意点」「虚実の所見」「理想的な腹証」「間違いやすい点」 を述べる。
奇経腹診については、「奇経腹診開発に至るまで」「その優秀性」「着眼点」「奇経腹診と証の関連性」について宮脇名誉支部長中心に、各指導者が自由に意見を述べる。

メリディアン30号より p32 『望診について』 第四回学術座談会

「望診の概要」「五色について」「顔面について」「姿・形について」「背部について」「手足について」という内容で構成。
望診の始まりは患者さんが玄関に入ってこられた時から始まっている。
望診とは神気を診ることで、神気とはその人の生命力そのもののことである。脉診だけでなく、望診を生かした診察法を身につけなければならない。

メリディアン31号より p16 『問診について・前篇』 第5回学術座談会

「各鍼灸院の問診方法」「家族歴・病歴・既往歴の必要性について」「主訴に対する問診の重要性」「主訴以外の問診の必要性」「職業や生活状況に関する問診の必要性」について。
ややもすると、脉診のみで証を決定してしまいますが、四診を駆使して証決定を行うことでより正確な証が決定できる。それは、誤治をなくし、治療効果を上げる最大の秘訣である。
p29の診療カルテへ文字追記データは、こちら。

メリディアン32号より p12 『問診について・後篇』 第5回学術座談会

今回は「問診と五臓色体表の活用法」「その他の問診について」「問診における注意点」「問診においてその他得られる事」について。
問診過程においいて、患者さんがどの程度鍼灸治療に前向きに、取り組んでおられるか分かる。慢性疾患となると患者さん自身の協力が不可欠である。いかにして患者さんと向き合い、患者さんが望む十分な治療を提供できるか。
四診法を駆使するということは、問診方法についても十分に取り組まなければならないということである。

メリディアン33号より p10 『基本刺鍼の訓練法』 丸尾頼康

「とても、難しいことをいとも簡単そうにやってのけるが技術者である」とあるが、どんな技術にも基本の訓練が必要である。
1、捻鍼法。2、管鍼法。3、浮き物通し。4、みかん通し。5、堅物通し。6、風船通し。7、気の練り方。
我々、鍼灸師の基本訓練とはもちろん基本刺鍼ですが、その中身はどうでしょうか?形をなぞるばかりで、その意味の理解や気の練り方の訓練は足りていますか?
先輩先生のヒントを元に1〜7について、私なりに解釈していきます。

メリディアン33号より p12 『患者対応について・前篇』 第6回学術座談会

「術者の身だしなみ・態度について気をつけている点」「治療室で気をつけている点」「受付対応」「予約の取り方について」「予約時間を守らない患者への対応」。
開業20年以上のベテラン鍼灸師が語る患者さん対応。普通は治療院の内弟子だけに教えるような、いわゆる企業秘密を一挙公開。それを後進育成のために、ざっくばらんに本音を語る。

メリディアン34号より p14 『患者対応について・後篇』 第6回学術座談会

「治療後だるくなったという患者への対応」「自信の持てない患者への対応」「再診患者の問診における留意点」「電話対応で気をつけている点」「治療上の患者へのアドバイス」「ベッドサイドでの注意点」について。
問診は単なる情報収集ではない。信頼関係の確立。リラックスしていただきながらも、医療人として適度な緊張感を持って接しなければならない。

メリディアン35号より p14 『補瀉について・前篇』 第7回学術座談会

いままでは、診断的な面をテーマとしてきたが、いよいよ補瀉ということで経絡治療を学ぶ者にとって、最も関心があり最も学びたいテーマにてディスカッションします。「補瀉の概要」「補法、補中の瀉法の用鍼について」「補法での留意点」「補法でのイメージについて」「補法において補う長さについて」「脉状に応じる手法のついて」を掲載する。

メリディアン36号より p8 『補瀉について・後篇』 第7回学術座談会

「脉にスタミナを出すポイント」「脉に締まりを出すポイント」「和法を行う際の脈状と手法について」「補中の瀉法について」「初学者のための補瀉の練習方法」。これら座談会の話を元に、支部員のみなさまは少しでも実践し、技術を向上させ、指導者になってほしい。「教えることは教わること」この精神を忘れないでほしいと思う。

メリディアン37号より p8 『経絡腹診と奇経腹診』 宮脇和登

経絡腹診は皮膚に軽く触れて虚の所見を診るため、初心者には分かりにくいこともあり、宮脇式奇経腹診を経絡治療に応用する方法を紹介する。皆さんの追試を楽しみにしている。参考にしてほしい。

メリディアン37号より p12 『経絡治療における標治法・前篇』 第8回学術座談会

ナソ・ムノ・刺絡を標治法、奇経・子午を補助療法と本会ではしている。
本治で作り上げた脉を、よりよくするのが標治である。本治でいくら経の流れをよくしても、局部に硬結など滞りがあると、全体としての経絡虚実の回復を妨げることになっている。それを解消するためのものが標治法である。決して、刺激鍼の局所治療とはまったく違うということを念頭においていただきたい。
「各鍼灸院の標治法」「脉状による標治法の手法の違い」「円鍼・てい鍼・ざん鍼の用い方」「灸による標治法の用い方」を紹介する。

メリディアン38号より p16 『経絡治療における標治法・後篇』 第8回学術座談会

「点血灸について」「炎症に対する取り巻き灸」「アトピーの病理別標治法」「ドーゼオーバーの標治法」「標治法についての失敗談」「皮内鍼・円皮鍼」「標治法テープ紹介」

メリディアン39号より p10 『証決定についての考察』 宮脇和登

「証とは」「証の種類は」「私の臨床研究」
証は同じ脾虚でも10人10色、無数にある。個人個人、脉に合わせて違うのである。相生治療・相克治療についても解説する。

メリディアン40号より p8 『つわりの治療について』 宮田あずさ

つわりは病気ではなく、妊娠経過に伴う生理現象であるため、著効を得ることが難しいが、治療継続に至ったポイントをお伝えします。
?つわりとは。?東洋医学的考察。?本治法。?標治法。
つわりは、まだ着床に至っていないため、ドーゼに注意し「深い追いしない」「気を流す」ようにします。 まとめでは、妊婦さんへの対応法、ポイント、最初に説明しておく事柄について。
* 三陰交は五ヶ月目(16週ごろ)、着床が確認されるまで触ってはいけません。