研究部の研究データは支部員全員の財産です

《23年度6月 研究部活動報告》

 
画像 今月で各班テーマ・所属班決定。研修部に戻りたい方は、お申し出ください。
今月は、テイ鍼班が全支部員対象にテイ鍼アンケート実施。脉図班は、事前にスカイプ会議・例会後ミーティングを行う。ごう鍼班は、感性を磨く方法、丹田集中法、運動法、経絡治療家体質作りの必要性について議論を重ねる。
メーリングリストの利用法(受信・送信)ができない方は、早急に学術部までお知らせください。
今年度は、8月・11月がなく、2月が発表予行演習とすると、残り5回の研究実技時間があります。

《23年度5月 研究部活動報告》

 
画像 午前中は、各班に別れ打ち合わせを行い時間があれば実技を行います。
奥では、脉図班は実技に入っていますね。新入部員は今月も所属は自由です。脉図班はスカイプを使い例会前に打ち合わせを行っておりました。
実技は、まずは研究部方式に慣れていただくことを主眼に、またMLでの報告ができるようになるように新入部員中心に進めています。
なお、研究部に所属すると午前中の講義を受講できませんが、録音テープをスカイプにて配信いたしますので、ご心配には及びません。

《23年度4月 研究部活動開始》

 
画像 新入部されると、まずは所属班を決定するため、自己紹介をかねて自分がかねてよりしたいと思っていた研究を申し出ていただきます。それにより、おおよその所属班を決め、討論・実技研究に入ります。
4・5月は、どの班でも参加可で6月に正式決定していただきます。
研究は逐一記録を取り、メーリングリストにて情報を共有して練り上げていきます。ので、メールアドレスを学術部まで送信ください。 今年度は、「ごう鍼班」「てい鍼班」「脉図班」の3班構成で研究を行います。学術部。

《新設! 研究部脈図班(平成22年度班長 秋元政人)》

 
画像 班員の診脈力、検脈力を養うため、研究部に脈図作成班が新しく設けられました。
まず、当面は「同じ脈を診て、同じ脈図を描けるようになる」ことを目標にスータト。開始してみると、同じ脈を診ても実に様々な脈図になり、自分が診れていなかった部分が明確になり、またお互いの認識のズレも浮き彫りになりました。
この作業を通じて診脈力に磨きをかけ、ひいては患者さんの笑顔につながっていく脈図班。皆様の入部をお待ちしています。

《研究部 刺鍼班(平成21年度班長 清水大雅)》

 
画像 研究部では、中・長期的計画を立て、補法手技の再検討に取り組んでいます。
この度、脈図班新設のため、研究部刺鍼班と名称を(仮)変更いたしました。
5年前より2年をかけて姿勢・立ち位置・取穴を研究。その後、「スタミナある脈」つまり時間経過とともに良くなる持続力ある脈を作る。ということを目標に研究を繰り返し、成果を記録しています。
現在は、催気の中核部分である、催気中のイメージにとりかかることを想定しましたが、同じ施術者でも刺鍼の成功率が低いため、まず精度を上げるため、22年度のテーマは「抜鍼」と「左右圧」にしました。
詳しくは、メリディアン41号をご覧ください。
入部希望、問い合わせは指導部・学術部・広報部にてお受けいたします。弓田鍼灸院にメールでも結構です。

《研究部活動について》

 
画像 研究部活動はとても、ゆっくり醸造されるチーズやお酒作りに似ています。
ひとつの物事を超高速カメラで撮ってスロー再生するかのように細かく分析していくような作業です。その過程で自分の弱点を理想の状態へと修正するヒントを得ます。
目指すはスタミナある脈作りです。そのためのスキルアップの要素を追求しています。
一人では考え得なかったことに常に意識を持っていき、みんなで取り組むことで化学変化を繰り返していっている真っ最中です。
指導部の先生に教えていただく勉強も大切ですが、こういったスタイルの勉強方法も臨床に大きく役立っています。皆様のご参加、お待ちしています。
メリディアン39号より

《スタミナある脈つくり……催気編(平成20年度班長 中村常生)》

 
画像 スタミナある脈とは、小里方式でお腹を擦っても脈が崩れないことを指標とします。
鍼が目的の深さに達すると、脈は締まり艶のある和緩を帯びた脈となります。脈の診方は脈の上半分(陽分の脈)をよく診て、輪郭がより鮮明になり、脈が触れる部分と触れない部分の境界がクリアになっているかが重要であります。

催気することで生ずる脈の変化は、中脈の幅が出て駆出力、伸びが感じられることです。ここが催気の良し悪しを決める物差しとなり、催気編で最も着目するポイントとなります。
この年度は、メーリングリスト・例会前後でスカイプを使いオンライン会議で報告・検討を密に行いました。 詳しくは、メリディアン39号をご覧ください。

《スタミナある脈つくり……目的の深さの捉え方編(平成19年度班長 浅井輝昭)》

 
画像 平成19年度は、「目的の深さ」つまり、脉作りの観点から言うと「脉に充分な締りが出るポイント」を探る。
問題となるのは、目的の深さを術者がどのように知る事ができるか?である。臨床の場に検脉をしてくれる者はいない。
一般に術者は刺鍼後、検脉して今の鍼の良し悪しを判断している。しかし、初学者の多くは、刺鍼中のどこで脉状が良くなったか、悪くなったかが明確でなく、鍼をどの深さまで刺していいのか分からない。
「抵抗」=「目的の深さ」として、検証を行ったところ、術者が感じる鍼尖の抵抗と、脉状が締まってくる目的の深さが一致しないケースが多く観察された。この研究過程において、必要に迫られて、脉が締まってくるポイントを脉変と呼びわけることとなった。
脉変ポイント到達時、術者に生じる身体感覚については、メリディアン37号にまとめられている。
検脉者の誘導なしに、術者単独で鍼尖を「目的の深さ」にもっていくことの一助になれば幸いである。

また、この研究発表は第19回経絡大学技術講座で、研究発表として浅井先生が発表しておられます。内容は経絡鍼療(平成21年9月10月合併p118)に掲載されておられますが、内容はメリディアン原稿を削りに削り、他支部の先生にも分かりやすく伝えるよう編纂しなおしてありますので、関西支部の方はメリディアンをご覧になった方が遥かに分かりやすいと思われます。学術部。

《ツボごとのよい刺鍼姿勢・立ち位置編(平成18年度班長 松野光次)》

 
画像 平成17年度の研究を引き継ぎ、姿勢を中心とした「鍼の操作以外の部分」をさらに掘り下げることとする。
課題1 術者右利きで患者左側への刺鍼、刺しにくいツボに対してどうすればよいか?
課題2 本治での高頻度使用陰経15穴を選び、各ツボごとにベストポジションを探す。

研究部で目指したモノは、初心者でもこれをやればそれなりに良い鍼になり、良い脉が出せるというスタンダードマニュアルの作成です。
基本となる部分をより確かな、より強固なモノとして固め、いずれ役員の先生方のような素晴らしい鍼ができることを目指しています。
支部の皆様で、この研究成果をたたき台として、検証・発展させていただければ、関西支部の術の部分をまた一歩発展させることとなると確信しております。
メリディアン35号掲載。